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守備のセオリー> フェンス際のフライはスライディングキャッチ
フェンス際のフライには危険が多くあります。
衝突のリスクを減らすため、スライディングでキャッチすることを心がけましょう。
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余裕がない時はスライディングキャッチ
打球を必死に追っているときはフェンスとの距離感を見失いやすいものです。
プロでも必死に打球を追った結果、フェンスに衝突してしまうことがあります。また、フェンスが柔らかい素材で
あれば、大怪我は防げるかもしれませんが、古い球場ではフェンスがコンクリートの場合があり、衝突した時は大怪
我につながることがあります。
そのため、フライ捕球に余裕がない時はスライディングキャッチすることを心がけましょう。
特に以下の青で塗りつぶしたフェンス際のフライはスライディングキャッチをするようにしましょう。
尚、外野のフェアグラウンドのフライはフェンスに沿った形での横向きでのスライディングはOKですが、フェンス方
向を向いたスライディングはボールが見えなくなるので、スライディングキャッチは基本的には行いません。
余裕がある時は先にフェンスに向かおう
フェンス際のフライは必ずスライディングキャッチすれば良いと言う訳ではありません。
あくまで余裕がない時です。余裕がない時はフェンスの位置が確認出来ないため、衝突してもリスクが少ないように
足からスライディングキャッチします。
但し、余裕がある時は先にフェンスについて捕球することを心心がけましょう。先にフェンスに向かいフェンスの位置
を確認した上で落下地点を微調整します。
フライ捕球に余裕がある時はフェンスの位置を確認できるのでスライディングしなくても衝突のリスクがありません。
ヘッドスライディングはNG
フェンス際のフライはスライディングキャッチといっても、ヘッドスライディングはお勧めしません。
プロのスーパープレイなどではフェンス際をスライディングキャッチすることがありますが、あのプレーはあくまで
プロだから行っていると考えましょう。
頭からスライディングすると、勢いがついて止まれない時は頭からフェンスに衝突することがあり、選手生命はもちろ
ん命そのものへの危険があります。
フェンス際でスライディングする時はあくまで足からスライディングすることを心がけましょう。
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