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野球 守備フォーメーション 

打者を観察するポイント

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配球の組み立てをするうえで打者の観察は欠かせないポイントです。
特徴を捉えることでどう攻略するかが見えてきます。
投球前と投球後に分けて観察するポイントを記載します。
また、そのポイントから見える考察の代表例も書いてみました。

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投球前

投球前でも観察できるポイントはたくさんあります。特に第1打席は情報がないため、初球の入り方を考える上では
貴重な情報源です。
また、2球目以降に変化が見られるかなども重要です。

・打席の立ち位置
投手寄りに立っているのか?捕手寄りに立っているのか?
前に立っていれば変化球の曲がり際を狙っているかも。後ろに立っていればボールを長く見極めたい、ストレートを
打ちたいなどの考えがあるかも。

・構え
グリップの位置
低ければ高めに弱いかも、高ければ縦の変化に弱いかも

スタンス(オープン、スクエア、クローズド)
オープンであればインコースを得意としているかも、クローズドならひねりを利用して長距離を打つかも

・表情
緊張/リラックスしているか?力みが見えるか?
緊張やり気味が見えればボールになる変化球でも振るかも、スクイズなどのサインが出ているかも

投球後

・スイング軌道
アッパー/レベル/ダウン?ヘッドが遠回りしているか?
アッパーならば高めで勝負、ダウンなら変化球勝負など。

・ステップ
オープン/スクエア/クローズド?
オープンなら外に逃げる変化球、クローズドならインコースに食い込むボールなど。

・タイミング
合っていたか?ずれていたか?
狙い球が見えるので緩急でタイミングをずらす。ずれていればもう一球続けるなど。

・見送り方
変化球を追うように見送っていたか?きっちりと見極めていたか?
追うように見送っていれば、見極められていないかもしれない。

・表情
「しまった」などの表情が出ていないか?
ファールであれば狙い球を打ち損じたかもしれない。


などなど、色々な情報が得られます。
最初はすぐには分からないかもしれませんが、続けていけば必ず分かるようになっていきますので是非継続して
下さい。

また、全ては覚えられないかもしれませんが、特徴的な部分でも覚えておきましょう。
ベンチに戻ったらノートに書いておくのも良いと思います。

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