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守備のセオリー> 初球にストライクを取る重要性
2ストライクになると打率は1割以上下がる
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、カウント別の打率の統計を取ると0ストライク、1ストライクと比較して
2ストライクになると打率は1割以上下がります。
アマチュアだと0ストライク、1ストライクでは3割前後ある打率が2ストライクでは1割以下になります。
これは知っているか知らないかでは大違いのデータです。
バッターであれば、2ストライクに追い込まれてしまうと10回に1回も打てなくなるのです。
投手であれば、2ストライクまで追い込めば、10回に9回以上は抑えられます。
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ボール先行、平行カウントは打率が上がる
1-1、2-2のようなストライクとボールが同数の場合を平行カウントと言います。
同じストライクカウントであっても、ストライク先行、ボール先行、平行カウントではストライク先行の方が当然
打率が下がります。
数値で言うと、ストライク先行のカウントだと3分から5分ぐらい打率が下がります。
ストライク先行のためには初球にストライクを取ることが重要
ストライク先行のためには初球にストライクを取ることがとても重要です。
良くあるのが、警戒し過ぎてボールから入るケースです。
例えば、ピンチで迎えた強打のバッターを警戒するがあまりボールから入ってしまうということは、逆に自分で自分を
苦しめる行為なのです。
意識的に初球をボールにするというのはよほど意図がない限りは避けるべきです。
バッテリーはストライク先行を心掛け、特に初球はストライクを取ることがとても重要なのです。
(置きには行かないように。)
そして、ストライク先行を心掛け、2ストライクまで追い込めば、バッテリーはかなりの確率で打者を抑えることが
可能となるのです。
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