トップページ > スローイング修正練習法
【ご質問】
スローイングのフォームでの以下3点を修正したい。
・アームバー
・腕が横振り
・リリースで肘を下げて置きに行く
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【回答】
私のイメージが合っていれば確かに少年野球の選手ではよく見かけるフォームですね。
ご質問頂いた修正したいポイント3点に対して、頭に浮かんだ練習法を紹介します。
練習法ですが、流れとしては以下のとおりです。
まず、テークバックは通常通り取って下さい。
@トップの位置を作ります。
Aアクセラレーション期(トップからリリースまでの加速期)に入る動きを取ります。
B顔よりやや前の頭より高い位置当たりでボールを投げてフィニッシュ。
アクセラレーションの途中で肘が止まってフィニッシュがスナップスローのような形になります。
目の前で実演したいところですが、そうもいかないので写真を撮ってみました。


ちょっと分かりにくいですかね。。。
写真が悪いのですが、Bはもっと前で離した方が良いです。
(顔と腕が重なるので顔を消すと腕も消えてしまうので、良い写真が撮れませんでした。笑)
これをネットに向かって何度も繰り返し投げて下さい。
肘を上げる意識、アームスイングの修正、腕を縦に振るイメージの3点が可能です。
変な投げ方ですが、この腕の振りからアクセラレーション期をもっと長くしていくと最終的に良い腕の振りへと変化
していきます。
うまく伝わっていない場合は、頭の上辺りから始めて徐々に前で離すようにしてみて下さい。
そうすると腕の振りが綺麗になっていく感覚が掴めると思います。
まずは高い位置でボールを投げることを繰り返しやらせてみて下さい。
日々のプレーでフォームが修正がされていれば、もう止めてOKです。やり過ぎると変な癖がつきます。
あまり見かけない練習法かもしれませんが、この練習法で何人かフォームを直した選手もいるので効果は結構ある練習
法だと思います。
いかがでしょうか?
ちなみにトップの位置を作る時に肘を90度にするように教えていますか?
もし、そうであれば90度よりやや肘の角度を狭めて6,70度ぐらいのイメージで教えてみて下さい。
そのイメージにすると、この角度では強いボールが投げにくいので自然と肘が上がって綺麗に腕が使えてきます。
90度で教えると選手によっては90度より角度を緩くしてしまう選手がいるので。
肘が下がって置きに行くということなので違うかもしれませんが参考までに。
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